女優の安達祐実さんが27日、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映された主演映画「花宵道中」(豊島圭介監督、11月8日公開)の舞台あいさつに登場。主人公の遊女役を務め、初のオールヌードに挑戦した安達さんは「皆さんにどう見ていただけるのか、緊張と共に楽しみでもあります」とあいさつ。共演の津田寛治さんは「女優なのに男気のある背中を見せてくれた。安達さんの仕事に向かう背中を見ながら頑張っていけた。ぜひ安達さんを見ていただきたい」とその演技を絶賛した。
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映画は宮木あや子さんの同名小説が原作で、江戸時代末期の新吉原を舞台に、母親に虐待され、心を閉ざして育った遊女・朝霧(安達さん)と、染物職人の青年・半次郎(淵上泰史さん)と出会い、切ない恋をする姿を描いた作品。
安達さんは演技について「今までと違うアプローチで試みていますし、ヌードになったということも、私の中では大きな挑戦」と振り返った。津田さんは「撮影は冬の京都、結構大変な現場で、緊張感と楽しさがあった」といい、津田さんと同じく安達さんとラブシーンを演じた淵上さんも「寒くて、(安達さんと)絡むたびに『毛布!』と、僕が気を使いました」と、撮影現場の過酷さを明かした。
舞台あいさつには、安達さん、淵上さん、津田さんのほか、小篠恵奈さん、友近さん、豊島監督も全員和装で出席。主題歌を担当した女性デュオ「黒色すみれ」も登場した。先日のレッドカーペットで、花魁(おいらん)道中を披露した安達さんは「3、4歩でしたが、とても光栄でした。朝霧の気持ちがよみがえってきて、とても幸せでした」と笑顔を見せ、 「純愛を描いていて、時代を経て共感していただける部分も多いと思います。人を愛することは素晴らしいことなんだと感じていただければ」と、客席に呼びかけていた。
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