新垣結衣：初の母親役に「不安あった」

　女優の新垣結衣さんが28日、東京都内で行われた映画「トワイライト ささらさや」（深川栄洋監督）の完成披露舞台あいさつに登場。母親役に初挑戦した新垣さんは「私を知ってくださっている方はまだ学生服の新垣結衣の方がイメージしやすいんだろうなという思いがあったので、そういう風に（母親や妻のように）見えるのか不安もあった」と明かしつつ、「（主人公が）成長していくストーリーだったので、気負わず、自分も成長していけばいいのかなという思いでやっていきました」と語った。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　舞台あいさつには大泉洋さん、中村蒼さん、子役の寺田心君、小松政夫さん、富司純子さんも出席。主人公サヤ（新垣さん）の夫・ユウタロウ役で、事故で亡くなってからもサヤのことが心配で他人に乗りうつってサヤを助けるという役どころの大泉さんは「（劇中には）そんなに出ていない。私に乗りうつられたという方のお芝居がすばらしくて私がいるように見える。とてもおいしい役だった」とにんまり。さらに「新垣さんの夫役ってだけで受けた仕事だった。おいしい役だった」と明かし、笑いを誘っていた。

　映画は、ファンタジーとミステリーを融合した加納朋子さんの小説「ささら さや」（幻冬舎文庫）が原作。突然の事故で夫・ユウタロウを亡くし、息子と2人で生きていくことになったサヤに次々と世間の荒波が押し寄せるが、ユウタロウが、サヤを救うべく、いろいろな人の体を借りてサヤを助け始める……というストーリー。11月8日公開。