MD松尾のヒット解析:モンハンがV3 パワプロも好調

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

ウナギノボリ

 今週も「モンスターハンター(モンハン)4G」(3DS、カプコン)が期待通りの売れ行きでV3を達成。New3DS本体の売り上げもけん引しており、今後も買い替え需要が伸びそう。「実況パワフルプロ野球2014」(コナミデジタルエンタテインメント)もよく売れていますが、PS3版が先行している印象です。「サイコブレイク」(ベセスダ・ソフトワークス)はややスロースタート。店頭での露出も増えてきたのでこれからに期待したいところです。

 ◇今週の動き

 お客さんの多い月末ですが、上位は発売済みのタイトルが占めそう。「モンハン4G」に「実況パワフルプロ野球2014」のPS3版、Vita版がトップ3だとみています。

 ◇ランキングは次の通り。(20~26日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 モンスターハンター4G(3DS)

2位 実況パワフルプロ野球2014(PS3)

3位 サイコブレイク(PS3)

4位 実況パワフルプロ野球2014(Vita)

5位 サイコブレイク(PS4)

6位 テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア(3DS)

7位 大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS(3DS)

8位 スーパーヒーロージェネレーション(Vita)

9位 スーパーヒーロージェネレーション(PS3)

10位 妖怪ウォッチ2 本家(3DS)

 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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