聲の形:週刊少年マガジンの異色マンガがアニメ化 最終回で発表

大今良時さんのマンガ「聲の形」のイラスト=講談社提供
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大今良時さんのマンガ「聲の形」のイラスト=講談社提供

 聴覚の障害を持つ少女と少年の心の触れ合いを描いた大今良時さんのマンガ「聲の形(こえのかたち)」がアニメ化されることが明らかになった。19日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)51号の最終回(第62話)で発表された。ヒロインへのいじめの描写が生々しいことなどから、雑誌掲載をめぐって編集部内でも意見が真っ二つに分かれた異色作。

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 「聲の形」は、聴覚の障害を持つ少女・西宮硝子と、彼女へのいじめに加担していた過去を持つ少年・石田将也の物語で、2人の衝突や再会を通して、孤独や絶望、愛などを描いたマンガ。最初は「別冊少年マガジン」2011年2月号と「週刊少年マガジン」13年12号に読み切りが掲載され、読者の反響や監修の全日本ろうあ連盟の後押しもあり、「週刊少年マガジン」で13年8月から連載が始まった。コミックスは1~6巻で200万部を発行している。

 アニメ化の詳細は今後、誌上で随時発表する。同誌51号では作者・大今さんのインタビューや、次回作のイメージラフも掲載されている。コミックス最終7巻は12月17日に発売予定。

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