井上真央：イケメン大河で“逆ハーレム”期待もがっかり

　女優の井上真央さんが主演を務める2015年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第1話の試写会が8日、NHK放送センター（東京都渋谷区）で行われ、井上さんと檀ふみさんが登場した。ドラマは伊勢谷友介さんや東出昌大さん、高良健吾さんらが出演することから「イケメン大河」とも期待されており、井上さんは「“逆ハーレム”かな？と思っていましたが、男の人ばかりで少し寂しい。楽しみながら（撮影を）やっていますが、（男性陣が）吉田松陰や今の若者について議論を交わしていて、たまに入っていけないことがある」と明かした。

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　「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊皇攘夷（じょうい）派の中心人物・久坂玄瑞（くさか・げんずい）と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令（現在の県知事）の楫取素彦（かとり・もとひこ）と再婚した人物。ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯を描く。脚本はドラマ「1リットルの涙」などの大島里美さんと連続テレビ小説「ぴあの」などの宮村優子さんが担当。音楽は連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などの川井憲次さんが手がける。

　第1回は、子供時代の文を子役の山田萌々香さんが演じており、井上さんは「私に似ていて、あと何回かやってもらってもよかったかな？」とコメント。また、第1回を見た感想を「いっぱいいっぱいで大河をやっている実感がなかったけど、初回を見て、うれしいようなドキドキするような感じで、身が引き締まった。心が震える感覚になった」と話していた。

　「花燃ゆ」は15年1月4日から毎週日曜午後8時に放送。