BS11:絶やすな映画の灯! 復活名画座と移動映画館 ウィークリーニュースONZE

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 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は14日、趣味の多様化などにより歴史ある映画館の閉館が相次ぐ中、映画館に足を運んでもらう人を増やそうとする人々の姿を紹介する特集「消してたまるか『シネマの灯』~映画大好き奮闘記~」を放送する。

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 日本で映画が最盛期を迎えた1960年前後、映画館の年間入場者数は11億人を超え、1人当たり平均10本以上の映画を見ていたが、90年代、スクリーン数は最盛期の4分の1以下の約1700館となり、入場者数は10分の1の1億1900万人に落ち込んでいる。

 番組では、横浜・黄金町で1952年に開館し、2005年に閉館した「横浜名画座」を引き継ぎ、「横浜ジャック&ベティ」として観客の意見を聞きながら上映作品を決めていくスタイルで、入場者数を伸ばしつつある若者たちの姿を追った。また、東京の郊外のカフェで“世界一小さな映画祭”を開くなどさまざまな環境で映画を上映する移動映画館「キノ・イグルー」の取り組みを紹介する。

 放送は7日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と徳光美鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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