豊川悦司:初共演・榮倉奈々の“未完の魅力”を絶賛

映画「娚の一生」で初共演の豊川悦司さん(右)と榮倉奈々さん
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映画「娚の一生」で初共演の豊川悦司さん(右)と榮倉奈々さん

 俳優の豊川悦司さんと女優の榮倉奈々さんが16日、東京都内で行われた映画「娚(おとこ)の一生」(廣木隆一監督、2015年2月14日公開)の完成報告会見に登場。豊川さんは、今回が初共演となった榮倉さんについて「容姿にも恵まれて、演技も素晴らしい。でも性格に難がある(笑い)」とおどけてみせると「いまだ完成していない魅力がある。これからどう花開いていくの、好奇心そそられる女優さんです」と語った。

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 「娚の一生」は、08~10年に月刊フラワーズ(小学館)で連載され、コミックス累計発行部数150万部を記録した西炯子(けいこ)さんのマンガが原作。自分は幸せになれないと思い込んでいた女性・堂薗(どうぞの)つぐみと、恋愛を拒んで落ち着く家庭を得ることはないと信じ込んでいた50代の男性・海江田醇(じゅん)が出会い、次第に愛するということに向き合っていく姿を描いた大人のラブストーリー。

 三重県での1カ月間のロケの間、榮倉さんを「観察していた」という豊川さんは「奈々ちゃんは、とてもチャーミングで、すごくナチュラルで、幸福感を与えてもらった。僕が海江田になれたのは、奈々ちゃんがつぐみを演じてくれたおかげ」と感謝すると、榮倉さんは照れ笑い。撮影を振り返り「1カ月間、豊川さんがそばにいてくれることが、とてもぜいたくなんだけど、自然と空気になじんで、クラックアップの時は、海江田さんにもう会えないと思うとさみしかった」と榮倉さんが明かすと、豊川さんも「僕も、もうちょっと奈々ちゃんと一緒にいたかったです」と名残惜しそうに語っていた。

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