工藤阿須加:高校球児役で父・公康からアドバイス

映画「アゲイン 28年目の甲子園」のイベントに登場した工藤阿須加さん
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映画「アゲイン 28年目の甲子園」のイベントに登場した工藤阿須加さん

 俳優の工藤阿須加さんが7日、東京都内で行われた映画「アゲイン 28年目の甲子園」(大森寿美男監督)のイベントに登場。同映画で、サードを守る高校球児を演じる阿須加さんは、元プロ野球選手で父の工藤公康さんに「誰をイメージすればよいかを相談しました」と明かし、「『長嶋(茂雄)さん』と言われたのですが、現役時代を知らなくて……」と照れ笑いした。

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 阿須加さんは父親に対する心境を「憧れであり超えられない壁。畑は違いますが、改めて仕事の大変さを感じています。父の背中は、夢です」と明かした。また、これまで野球にあまり興味がなかったといい、「この映画を通して、野球を少し好きになれたような気がします」と話した。

 同イベントには、阿須加さんのほか、中井貴一さん、波瑠さん、柳葉敏郎さん、大森監督も登場し、「2015年に挑戦したいこと」を書で表現した。達筆で「蓄積」としたためた中井さんは「仕事は消耗が多いので、蓄積する時間を作りたい」とコメント。柳葉さんは、中井さんの達筆ぶりに「(達筆すぎて)めまいがした」とジョークを飛ばしていた。

 同映画は、かつて甲子園を目指した中年男性たちが、全国の元高校球児が同窓会チームを結成して甲子園球場で戦う大会「マスターズ甲子園」への出場を目指す物語。親子の絆も描かれる。17日公開。

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