原哲夫:北斗の拳の作者 「『ひでぶ』『あべし』で食ってます」

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 人気マンガ「北斗の拳」の原哲夫さんが13日、東京都内で開かれた「世界サイレントマンガ オーディション」(同事務局)の授賞式に登場した。せりふを使わずに描くサイレントマンガについて、原さんは「北斗の拳」の有名な叫び声を持ち出し、「『ひでぶ』や『あべし』で食ってますから。俺には(サイレントマンガは)描けない」とおどけて、来場者を笑わせていた。

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 「サイレントマンガ」は、「言語の壁」を取り払い、マンガ本来のパワーである画力のみで勝負するというコンセプトの企画。第1回は53カ国・地域から514作品、第2回は65カ国・地域から609作品の応募があった。応募者は与えられたポイントでランキングされ、上位はプロのマンガ家になる支援を受けられるという。

 授賞式には「シティハンター」の北条司さんや「よろしくメカドック」の次原隆二さんも登場。北条さんは「(世界の人たちが)日本のマンガのセオリー通りに描いてくれることに驚いている」と話した。3位となったヨルダンのディー・ジューサンさんは「私のマンガ・アーティストの第1歩だ」と喜びの声を語った。

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