井川遥:囚人役「楽しくできた」

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 女優の井川遥さんが28日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた大河ドラマ「花燃ゆ」の会見に登場。伊勢谷友介さん演じる吉田松陰が投獄される「野山獄(のやまごく)」で、松陰と心を通わせたといわれる囚人の高須久子を演じる井川さんは、役衣装で登場し、「風や光が差し込み、居心地がよいセットで楽しく撮影ができました」とほほ笑んだ。

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 久子は、名門の家に生まれたが、夫を亡くした後、歌舞音曲に浸って慎みを欠いたという理由で投獄され、獄中で松陰と出会った。井川さんは「久子にとって松陰との出会いは、知という目覚めというか、影響を受けたのだと感じます」といい、「(久子は)とても意志が強く戒めという気持ちを抱いていた女性だと思います。当時は、投獄されてしまいましたが、現代でしたらとても華やかな女性に感じます。時代に合わなかったのかもしれません」と話した。井川さんは2月1日の第5回放送から登場する。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊皇攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去したあとは、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、真っすぐに生きた文の生涯を描いている。ドラマは、毎週日曜午後8時から放送。

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