話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、大久保圭さんの「アルテ」です。徳間書店「コミックゼノン」編集部の久永兼士さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
−−この作品の魅力は?
この作品の最大の魅力は何といっても主人公アルテです。どんな困難にも前向きに取り組む姿は応援せずにはいられません。がんばる女の子が好き!という方にはオススメの作品です☆ ちなみに物語の舞台は16世紀(ルネサンス期の)フィレンツェ。画家工房で働く、箱庭お嬢様アルテの奮闘記です。
−−作品が生まれたきっかけは?
一言でいうと大久保先生の熱意! それが「アルテ」がはじまった一番の理由です。大久保先生からはこの時代を描きたい、この主人公を動かしたい、という思いであふれていました。今思えば、真っすぐに突き進むところがアルテに似ているなと思います。
−−編集者として作品を担当して、今だから笑えるけれど当時は大変だった……もしくはクスッとしたナイショのエピソードを教えてください。
一番意見が食い違ったのは、主人公アルテの胸の大きさです(笑い)。アルテの胸をもう少し小さくした方がいいのでは?と何度かお願いしたのですが、いつの間にか大きくなっているので最後は根負けしました。なので、アルテは巨乳です(笑い)。
(大久保先生は女性の方ですが、乳を描くのが大好きなんです=コミックス2巻あとがきマンガ参照)
−−今後の展開は?
あまり詳しくはお話しできませんが、いま師匠のレオさんの下、フィレンツェで修業中のアルテですが、この先転機が訪れます。アルテの更なる成長に期待していてください!
−−読者へ一言お願いします。
イタリアでの現地取材はもちろん、膨大な資料を基に描かれているので、細部まで注目して読んでいただけるとうれしいです。
コミックゼノン編集部 久永兼士
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