佐々木蔵之介:真夏に真冬シーン撮影で“有罪”

映画「ソロモンの偽証」の完成披露試写に登場した佐々木蔵之介さん
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映画「ソロモンの偽証」の完成披露試写に登場した佐々木蔵之介さん

 俳優の佐々木蔵之介さんが23日、東京都内で行われた映画「ソロモンの偽証」(成島出監督)の完成披露試写に登場。1人の生徒の死について学校内裁判が開かれるというストーリーから、「“有罪”だったキャストは」と聞かれた佐々木さんは、キャストではなく、真夏に真冬シーンの撮影をしたエピソードを挙げた。

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 同映画は、雪が降り積もるクリスマスの朝に起きた事件から始まる物語。佐々木さんは「真冬のシーンを撮影していたのは、実は昨年の夏」と明かし、「ものすごく暑い中、閉め切った部屋でコタツをつけて、ちゃんちゃんこを着て『寒い』という芝居をやらなければいけなかった」と苦労を語った。

 この日は、佐々木さんのほか、主人公を演じた藤野涼子さん、板垣瑞生さん、石井杏奈さん、清水尋也さん、富田望生さん、前田航基さん、望月歩さん、夏川結衣さん、黒木華さん、田畑智子さん、塚地武雅さん、松重豊さん、小日向文世さん、尾野真千子さん、成島監督が登壇した。

 映画は、2002~11年まで「小説新潮」(新潮社)に連載された宮部みゆきさんの長編推理小説が原作。クリスマスの朝に、学校の校庭で、14歳の生徒が飛び降り自殺をしたのをきっかけに、目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、マスコミの過剰報道が続き、次々と生徒たちが犠牲になる中、主人公の涼子が立ち上がり、一連の騒ぎの真相を探るため「学校内裁判」を開廷する……という内容。「前篇・事件」が3月7日、「後篇・裁判」が4月11日に公開される。

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