広瀬すず:涙で“最後のスピーチ”「世界中の誰よりも幸せ」 初主演連ドラがクランクアップ

1 / 7

 女優の広瀬すずさん主演の連続ドラマ「学校のカイダン」(日本テレビ系)が11日、クランクアップを迎えた。連ドラ初主演だった広瀬さんは「たくさんしゃべって、泣いて、怒って、本当にいろいろな経験をさせていただきました。たくさん壁にぶつかってきたし、正直すっごく怖かったです」と涙で声を震わせながら撮影の日々を振り返ると、万感の思いを込め、「私は世界中の誰よりも幸せなんじゃないかと思っています」と“最後のスピーチ”を披露した。

ウナギノボリ

 ドラマは、生徒会長を押し付けられた女子高生の春菜ツバメ(広瀬さん)が、天才スピーチライターの少年・雫井彗(神木隆之介さん)からスピーチのテクニックを伝授され、腐敗した学校に「言葉の力」で革命を起こそうと、頂点への“カイダン”を駆け上がる物語。最後のシーンは、ツバメが通う明蘭学園の廃校を校長の蜜子(浅野温子さん)が宣言し、その様子をツバメら生徒一同が、教頭の金時(生瀬勝久さん)やほかの教師たちとともに職員室のテレビで見るという場面だった。

 「オールアップ」の声がかかり、南雲聖一監督から花束を受け取った広瀬さんは「クランクイン前は、みんなに絶対負けたくないって思っていて、みんなから『誰なんだ、あいつは?』って思われたとしても、そういう思いをいい意味で裏切ると思って演じてきました」と告白。さらに「“感謝”っていう一言で伝えてしまうのが、本当はすっごく悔しいんですけれど……。ここまでこられたのは、すべて皆さんのおかげ。本当にありがとうございました」と感謝の言葉でスピーチを締めくくった。

 「学校のカイダン」最終回は14日午後9時から放送される。

写真を見る全 7 枚

テレビ 最新記事