マッサン:終了で玉山鉄二「大切なことを教えてもらった」

「マッサン」で主演を務めた玉山鉄二さん(左)とヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスさん
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「マッサン」で主演を務めた玉山鉄二さん(左)とヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスさん

 俳優の玉山鉄二さんが主演し、米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんがヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「マッサン」が28日に最終回を迎え、出演者らがコメントした。主演の玉山さんは「幾度の失敗、苦難を乗り越える夫婦。それを支えてくださる人々。脇が甘くても、鈍感でも、根拠がなくても、夢を追い続ける夫と、その夢を糧に生きていける妻。大切なことを教えていただきました。最後に、表に出ている我々ではなく、共に戦ったスタッフの方々に深く敬意を表します」と語っている。

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 ヒロインを務めたフォックスさんは英語で「この1年の皆様への感謝は、どんなに言葉を尽くしても言い表すことはできないでしょう。本当に、ありがとう、ありがとう、ありがとうございました。私の人生で最も困難なこのプロジェクトは、支えなくしてはできなかったと思います。皆様、お元気で。またお目にかかれますように!」と感謝の言葉を述べた。

 ドラマは、“日本のウイスキーの父”と呼ばれる竹鶴政孝とそのスコットランド人妻・リタをモデルにした亀山政春とエリー夫婦を、玉山さんとフォックスさんが演じた。「マッサン」とは、難しい日本語と格闘したヒロインが愛情を込めて呼んだ夫の愛称で、夢に生きる不器用な日本男児と気品あふれるスコットランド人妻という“凸凹夫婦”の人情喜劇が展開されていた。28日放送の最終回の番組平均視聴率は23.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、初回(9月29日放送)から最終回までの期間平均視聴率は21.1%(同)だった。

 また、同作の制作統括の櫻井賢チーフ・プロデューサーは「マッサンとエリーの愛と冒険の物語をご覧いただいた皆さんが、愛することや挑戦することに一歩踏み出す勇気を見つけられたら、この上ない喜びです。本当にありがとうございました」と語った。

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