松岡茉優:フジの“新生土ドラ”で連ドラ初主演

フジの“新生土ドラ”で連ドラ初主演を果たす松岡茉優さん
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フジの“新生土ドラ”で連ドラ初主演を果たす松岡茉優さん

 若手人気女優の松岡茉優さんが、18日スタートの新ドラマ「She」(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を務めることが明らかになった。「テラスハウス」「ファースト・クラス」などを手がけた太田大さんが企画し、同局系の土曜午後11時台に半年ぶりで復活するドラマ枠での放送で、松岡さんは「同世代の俳優さんたちと、いまこの時期にしかない一瞬の青春模様を切り取るために、緊張感を持って臨みたいと思います」と意気込みを語っている。

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 松岡さんは、2013年にNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」に出演。昨年は、NHKドラマ「銀二貫」で初めてヒロイン役を務めたほか、初舞台やバラエティー番組のMCを経験するなど活躍。NHKドラマ「限界集落株式会社」や「問題のあるレストラン」(フジテレビ系)に出演したほか、映画「サムライフ」(森谷雄監督)でヒロイン役を務めるなど活躍に注目が集まっている。

 フジテレビ系の土曜午後11時台のドラマ枠は、“土ドラ”と呼ばれ、さまざまな試みを取り入れた若者向けのドラマを放送していたが「水球ヤンキース」(2014年7~9月)を最後に消滅。それからはバラエティーの「ミレニアムズ」が放送されていた。“新生土ドラ”は「fresh&edgy」をコンセプトに、放送時間を25分に凝縮し、エッジの立った作品を放送していく方針で、第1弾の「She」は、“主人公不在”という実験的なスタイルを取った作品。“学年1番の美女”が突然行方をくらましたことで、残された4人の女子高生の歯車が狂い始めていくという内容。長回しと手持ちカメラを多用し、ドキュメンタリータッチで描いていくという。

 松岡さんは行方不明の“彼女”の一番の親友でジャーナリストを夢見るクールな才女役で、「ドキュメンタリータッチで描く新たなドラマになる予感がしています。次はどうなっていくのだろうというワクワク感と学園ドラマのみずみずしさがある春らしい作品」と期待を寄せている。

 また、松岡さんの起用について、太田さんは「お芝居が抜群でありながら、バラエティー番組でも水を得た魚のように縦横無尽に泳ぐというマルチな才能と、独自の言葉のチョイスの中にユーモアやスパイスを入れ込む話術をこの若さでお持ちの松岡さん。この新生土ドラ枠と今回の作品の企画意図には、若い人々にもっとテレビを生活に取り入れていただきたいという思いがあり、その思いを背負っていただく本作の主演には、俳優の枠を超えた次世代のテレビスターである松岡さんがぴったりだと思い、お願いさせていただきました」と話している。

 「She」は18日から毎週土曜午後11時40分放送。

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