井上和香:妊婦役で夫・飯塚監督のドラマに 妊娠6カ月で「家族3人の作品」

(C)R&D運命共同体2015
1 / 2
(C)R&D運命共同体2015

 女優の井上和香さんが、夫の飯塚健監督が手がける連続ドラマ「REPLAY&DESTROY(リプレイ&デストロイ)」(MBS・TBS)の第4話に妊婦の万引きGメン役でゲスト出演することが20日明らかになった。井上さんが飯塚監督の作品に出演するのは、結婚後初めて。また、井上さんは7月に出産を予定しており、妊娠6カ月時に撮影したことから「『本番』という声に反応して赤ちゃんがおなかの中で動いた。まるで赤ちゃんも一緒に頑張ってるような気がしました。家族3人での忘れられない作品になりました」と喜んでいる。

ウナギノボリ

 井上さんは、飯塚監督がメガホンを取った2012年公開の映画「荒川アンダー ザ ブリッジ」への出演がきっかけとなり、同年5月に飯塚監督と結婚。同映画以来となる井上さんの起用を、飯塚監督は「『イメージの合う役があったのでオファーした』というごく自然な流れでした」といい、「個人的には、家族が増える前に、家族と仕事をさせていただけたことを大変ありがたく思っています。いつか子どもに見せたいなと。この時、君がおなかの中にいたのだよ、と」とコメントしている。

 井上さんは、妊婦の万引きGメン・中島葉月という役どころで出演。役柄を反映して妊娠6カ月のおなかでコミカルに演じているといい、斎藤寛之プロデューサーは「彼女にしか演じきれないリアル感、かなりやばかったです」と絶賛。井上さんは「今までにない役柄を演じさせてもらえてうれしかったです。その分悩むこともたくさんありましたが、いい勉強をさせてもらいました」と振り返っている。

 「REPLAY&DESTROY」は、山田孝之さん演じる映画監督を目指す偏屈で偉そうなフリーターの横山要が主人公。仲間たちと周囲で起こる出来事などに首を突っ込んで「へ理屈とむだ話で何かが変わる瞬間」に立ち会う姿が描かれる。第4話は、駄菓子ばかりを万引きする中年男(手塚とおるさん)と、それに気づきながら見逃し続ける葉月(井上さん)の奇妙な関係を横山が不思議に思い、スーパーで張り込みを始める……というストーリー。

 ドラマは、MBSが4月26日から毎週日曜深夜0時50分、TBSが同28日から毎週火曜深夜1時11分から放送(初回は深夜1時13分から)。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事