斎藤工:飼い犬に命救われた過去告白「もののけ姫は他人ごとと思えない」

映画「小さな世界はワンダーランド」の初日舞台あいさつに登場した斎藤工さん
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映画「小さな世界はワンダーランド」の初日舞台あいさつに登場した斎藤工さん

 俳優の斎藤工さんが9日、東京都内で行われた映画「小さな世界はワンダーランド」(マーク・ブラウンロウ監督)の初日舞台あいさつに登場。日本語ナレーションを担当した斎藤さんは劇場を訪れた子供たちから質問を受け、「動物は好きですか?」と聞かれ、「すっごい好き」と回答。赤ちゃんの頃にベランダから落ちそうになったところを、飼い犬に助けられたエピソードも披露し、「犬に育てられたようなもの。もののけ姫は他人ごととは思えない」と語った。

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 「小さな世界はワンダーランド」は、「アース」(2008年)、「ネイチャー」(14年)などネーチャードキュメンタリーをヒットさせてきたBBCアースがピクサーとタッグを組んだドラマチックドキュメンタリー第1弾。神秘的な原生林に住むシマリスと、空っぽな砂漠に住むスコーピオンマウスに焦点を当て、小動物が厳しい自然の中で生きていく姿をドラマチックに映し出している。

 劇場を訪れた子供たちからは「シマリスはドングリを口の中に最高で何個入れられますか?」「リスから見たシカは、私たちから見たら何になりますか?」などの質問も飛び、斎藤さんは「質問が可愛らしい」とうれしそうな笑顔を浮かべると「普段はひどい質問ばかりなので」と理由を明かし、会場の笑い誘った。斎藤さんが質問者の女の子に「どんな男性が好き?」と逆質問する場面もあり、「いろいろあるんじゃないですか~」との女の子の回答に「この子、面白いね」とご満悦の様子だった。

 ナレーションについて斎藤さんは「もともと声の仕事には興味があって、実は、映画を作る仕事か声の仕事だけでやっていきたいくらい。声の仕事ってうまい下手ではないのかなって思うので、自分らしいものを表現した」と胸を張った。

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