北大路欣也:木村拓哉と8年ぶり共演 「アイムホーム」で再び親子に

「アイムホーム」に出演する北大路欣也さん=テレビ朝日提供
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「アイムホーム」に出演する北大路欣也さん=テレビ朝日提供

 俳優の北大路欣也さんが、木村拓哉さん主演の連続ドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第7話(28日放送)にゲスト出演し、2007年放送の「華麗なる一族」(TBS系)以来、約8年ぶりに木村さんと共演することが20日、明らかになった。北大路さんは木村さん演じる記憶の一部を失った主人公・家路久(いえじ・ひさし)の父・洋蔵役。「華麗~」では確執のある親子を演じた2人だが、今作でも家庭を捨てて家を出た父親と、父親を許せずにいた息子という因縁深い親子を演じる。

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 第7話では、久が11歳の頃に家を出たまま、何十年も音沙汰がなかった父・洋蔵が、ある日突然、久たちの前に現れる。悪びれる様子もなく平然と自分や妻の恵(上戸彩さん)と接する洋蔵に対し、久は隠しようのない憤りを感じるが、実は洋蔵にはある秘密があって……という展開になる。

 8年ぶりの共演について木村さんは「最初は『まじで!?』ってびっくりしました」と明かし、「こんなふうに表現するのは失礼かもしれないのですが、北大路さんとのお芝居は、何が起こるかわからない“予測不能なアトラクション”みたいな部分がある。北大路さんが、あの父親をどうやって表現してくださるのか……。『華麗なる一族』の時にやらせていただいた屈折した親子とは、また違った関係の親子になりますが、とても楽しみです!」と期待している。

 また、木村さんは昨年放送された自身主演のスペシャルドラマ「宮本武蔵」(テレビ朝日系)の撮影で東映京都撮影所に行く前に、北大路さんが撮影所スタッフに「うちの息子(木村さん)が行くのでよろしく」と一報を入れてくれていたというエピソードも告白。「それをスタッフの方に聞いたときは、驚くと同時にすごくうれしかったです」と明かしている。

 一方の北大路さんは、木村さんとの共演について「なぜか久しぶりな感じはしませんでした。やはり『華麗なる一族』で血がつながっちゃったのかな(笑い)。なかなかドラマでご一緒できる機会もないので、『よくぞ声をかけていただいた』という気持ちです」と喜びのコメント。「今なお“親子”というつながりを感じられるのは、意識しないところで感じている“情”のようなものなのでしょうね。また共演できることにはすごく意味を感じます。ちょうど“娘(上戸彩さん)”も出ていますから、息子と娘に会いに来たような感じでしょうか(笑い)」と語っている。

 「アイムホーム」は、石坂啓さんのマンガが原作。事故によって記憶を失い、妻や子供の顔が仮面に見えてしまう主人公・家路久が、手元に残された10本の鍵を手がかりに“空白の日々”を探っていく……という“ミステリーホームドラマ”。水野美紀さん、鈴木浩介さん、吉本実憂さん、新井浩文さん、光石研さん、渡辺いっけいさん、及川光博さん、西田敏行さんらも出演中。

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