樹木希林:主演映画「あん」初日で永瀬正敏とハグ 秦基博の生歌に感激

映画「あん」初日舞台あいさつで抱き合う樹木希林さんと永瀬正敏さん(奥)
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映画「あん」初日舞台あいさつで抱き合う樹木希林さんと永瀬正敏さん(奥)

 女優の樹木希林さんが30日、東京都内で行われた主演映画「あん」(河瀬直美監督)の初日舞台あいさつに登場。秦基博さんが主題歌「水彩の月」の生歌を披露すると、樹木さんは「ああ……ねえ、本当にありがとうございます」と言葉にならない様子で、永瀬正敏さんも「僕は(役柄の)千太郎で聴いてしまう」と感激し、樹木さんと抱き合った。

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 映画は、ドリアン助川さんの小説が原作。徳江(樹木さん)が作る粒あんが好評で繁盛するどら焼き店「どら春」だったが、徳江が元ハンセン病患者と分かり、徳江は「どら春」を追いやられてしまう……というストーリー。永瀬さんは「どら春」の店長・千太郎を演じている。

 役衣装で登場した樹木さんは、秦さんがあいさつを終えると「秦さんのマイクと(自分のマイクを)交換してください。だって、秦さんここ(マイク)に口をつけてしゃべっているんだもの」と“間接キス”をしたがり、会場の笑いを誘った。舞台あいさつには樹木さん、永瀬さん、秦さん、浅田美代子さん、河瀬監督、ドリアン助川さん、兼松若人さんも出席した。

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