アニメ1週間:坂本真綾が厳島神社で世界遺産ライブ 「サイボーグ009」続編の同人誌が35年ぶり復活

広島・厳島神社でライブ「20th Anniversary Special Live Open Air Museum 2015」を開催した坂本真綾さん
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広島・厳島神社でライブ「20th Anniversary Special Live Open Air Museum 2015」を開催した坂本真綾さん

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(5月29日~6月4日)は、声優の坂本真綾さんが厳島神社で“世界遺産ライブ”を開催した話題や、テレビアニメ「サイボーグ009」の続編の設定を描いた公式同人誌が35年ぶりに復活するニュースなどが注目を集めた。

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 30日、声優で歌手の坂本真綾さんが世界遺産の広島・厳島神社でライブ「20th Anniversary Special Live Open Air Museum 2015」を開催した。ライブはデビュー20周年を迎えた坂本さんの4月からスタートした記念プロジェクトの一環。ライブでは、荒井(松任谷)由実さんのカバーで、広島県竹原市を舞台にしたアニメ「たまゆら」のオープニングテーマ「やさしさに包まれたなら」やアニメ「幸腹グラフィティ」のオープニングテーマ「幸せについて私が知っている5つの方法」など全15曲を熱唱。初めて世界遺産でのライブを行った坂本さんは、「厳島神社でのライブが念願だった」と喜んだ。

 4日には、1979~80年に放送されたテレビアニメ「サイボーグ009」の続編「ミュートスサイボーグ編」の設定を描いた公式同人誌が、35年ぶりに復活することが明らかになった。復活する同人誌は80年に大都市圏に店舗を構えていたアニメグッズ販売店「アニメポリス・ペロ」などで500円で販売されたもので、石ノ森章太郎がラフデザインを描き下ろし、脚本も3話分の第1稿が掲載されている。約1000部だけ発売されたとされ、現在は制作側すら手元にない幻のアイテムだが、ファンの厚意もあり復活にこぎ着けた。11月11日発売のブルーレイボックス「サイボーグ009 1979 ブルーレイコレクション VOL.2」(3万2000円・税抜き)に付く。

 また、今週は7月から放送されるテレビアニメ「ワカコ酒」の主人公・村崎ワカコ役の声を「ルパン三世」シリーズの峰不二子役などで知られる人気声優の沢城みゆきさんが担当することも話題になった。「ワカコ酒」は、マンガ誌「月刊コミックゼノン」(徳間書店)で連載中の新久千映さんのマンガが原作で、26歳の女性会社員・村崎ワカコが「プシュー」と幸せの吐息をもらしながら“一人酒”を楽しむ日常を描く。初回は7月5日午後10時27分からTOKYO MXなどで放送される。

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