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尾野真千子:虐待親役に挑戦も「本当にはたたいてません」

映画
「きみはいい子」プレミア試写会に登場した尾野真千子さん(右)と高良健吾さん

 女優の尾野真千子さんと俳優の高良健吾さんが7日、東京都内で行われた映画「きみはいい子」(呉美保監督、27日公開)プレミア試写会に登場し、自分の子どもを虐待してしまう母親という難役を演じた尾野さんは「本当にはたたいてません! でもトラウマになってほしくなかったので、カットのたびにぎゅっとハグをしていました」と苦労を明かし、「(撮影現場の)らせん階段で『アナ雪』もやりました。『レリゴー』って」と、ワンフレーズ歌声も披露して、会場を盛り上げた。

 映画は、中脇初枝さんの坪田譲治文学賞を受賞した同名小説が原作で、2014年の「そこのみにて光り輝く」でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞をはじめ、キネマ旬報ベストテン監督賞などを受賞した呉監督初の群像劇。まじめだが優柔不断で、肝心なところで一歩を踏み出すことができない新米小学校教師・岡野(高良さん)、自分の娘に手をあげ、自身も親に暴力を振るわれていた過去をもつ雅美(尾野さん)、認知症の初期症状が出始めた独居老人(喜多道枝さん)。悩みや問題を抱えて生きる彼らが、人と人とのつながりに光を見いだし、小さな一歩を踏み出すさまが描かれている。

 同映画のキャッチコピー「抱きしめられたい。子どもだって。おとなだって。」にちなんで、最近のハグの経験について語った。尾野さんは「奈良の実家に帰ったときには『またね』と母親とは何年もハグしています。ここ1年くらい父親とも、ハグしています。急にきました。寂しいんですかね?」と明かし、「俺も親にしてみよう……」と同調した高良さんには「やってみな。宿題ね!」と返して、会場の笑いを誘った。

 子どもたちとの演技について高良さんは「子どもは化け物だと役者仲間から聞いていたので、ちゃんと向き合えるか不安だったのですが、ただただ楽しかったです」と語った。

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