お笑い芸人のケンドーコバヤシさんが1日、東京都内で行われた人気アニメ「ドラゴンボール」の新シリーズ「ドラゴンボール超（スーパー）」（フジテレビ）の試写会に、同アニメのキャラクター、ヤジロベーのコスプレ姿で登場した。コバヤシさんは「ヤジロベーのつもりが、近所のレコード店の店長みたいになった」と話し、ヤジロベーについて「面倒くさいから戦いから逃げるところにシンパシーを感じる」と語った。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　また、コバヤシさんは新シリーズに期待することを「ミスター・サタンが好きなので、また出てきてほしい」と話していた。試写会には、孫悟空役の声優・野沢雅子さんと、エンディングテーマを担当するロックバンド「グッドモーニングアメリカ」も登場。バンドのメンバーのたなしんさんはゴールデンフリーザのコスプレを披露した。

　「ドラゴンボール」は週刊少年ジャンプ（集英社）で1984～95年に連載された鳥山明さんの人気マンガが原作。コミックスの累計発行部数は全世界で2億3000万部以上を誇り、86年から放送されたテレビアニメ版は「ドラゴンボール」「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」と名前を変えながら、11年以上にわたって人気を集めた。その後「Z」を再編集した「ドラゴンボール改」を2009～11年に放送。14年にスタートした「ドラゴンボール改」（魔人ブウ編）が6月に最終回を迎えた。

　新シリーズ「ドラゴンボール超」は、鳥山さんが手がける完全新作のオリジナルストーリーで、悟空が魔人ブウとの戦いを制した後から物語がスタートする。長い眠りから目覚めた破壊神・ビルスと出会い、フリーザの復活など、次々と迫る脅威に加え、地球の周辺では星が消える不思議な現象が起こる……という展開。フジテレビほかで5日から毎週日曜午前9時に放送。