注目の新譜:グループ魂「20名」 結成20周年記念アルバムはすべて人名タイトルのコンセプト盤

グループ魂のアルバム「20名」の通常盤ジャケット
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グループ魂のアルバム「20名」の通常盤ジャケット

 今年で結成20周年を迎えるパンク“コント”バンド「グループ魂」がアルバム「20名」(キューンミュージック)を15日に発売した。
 今作は、脚本家の宮藤官九郎さんや俳優の阿部サダヲさんらが所属する同バンドの結成20周年を記念したアルバムで、昨年10月にセルフカバーベスト「グループ魂のGOLDEN BETTER~ベスト盤じゃないです、そんないいもんじゃないです」を発売しているが、オリジナルアルバムとしては約5年ぶりとなる。曲名にはすべて人名が付けられ、アニマル浜口さん、でんでんさん、荒川良々さん、向井秀徳さんら多彩なゲストも参加し、幅広い有名人を楽曲化している。軽快なロックサウンドに「宝石箱や!」など彦摩呂さんがよく使うコメントを並べた歌詞の「彦摩呂」や、歌詞の大半が「でんでん」というフレーズで構成されたロックチューン「でんでん」をはじめきっちりとロックをしながらも随所に笑いが詰まった独創的なナンバーが並んでいる。

ウナギノボリ

 アルバム「20名」は全15曲+5コント入りで、DVD付属の初回盤が3996円、通常盤が3240円。DVDには「情熱三宅大陸(号泣編)」と題したレコーディングのメーキング映像を収録している。

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