木村拓哉:巨匠ジョン・ウーと初タッグ 台湾観光局CM

 人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが、「ミッション:インポッシブル 2」や「レッドクリフ」の名匠ジョン・ウー監督が手がける台湾観光局のCMに出演することが26日、明らかになった。ウー監督と初タッグとなる木村さんは「僕も現場好きなほうですが、監督の現場に密にいらっしゃる姿に感動しました。もし機会があったら、また違う作品でも“現場好き同士”で先輩の背中を見ながら勉強したいと思います」と早くも次回作にラブコールを送っている。

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 今回の“夢の共演”は、担当者によると「絶大な人気の木村拓哉さんと、世界的名匠のジョン・ウー監督なので、もちろんダメで元々という気持ちでオファーした」という。ところが、かねてウー監督も木村さんに注目していたことから、「意外にもトントン拍子に話が進んで」実現したという。

 CMは、「I Love Taiwan」キャンペーンの一環として制作され、ウー監督ならではのモンタージュ手法を駆使し、木村さんが台湾と日本を行ったり来たりする内容。撮影では、木村さんが台湾名物の「小籠包(しょうろんぽう)」や「マンゴーかき氷」「台湾ウーロン茶」を実際に体験し、ウー監督の映像作品に必ず登場する「鳩」も準備されていたという。10月放送予定。

 撮影は、すべて台湾で実施され、木村さんが同地を訪れるのはデビュー以来初めてとあって、到着した空港ロビーは集まったファンとメディアで埋め尽くされる大フィーバーぶり。撮影現場周辺にも複数の中継車がスタンバイしてニュース報道するなど、熱烈な歓迎に、木村さんは「台湾の皆さんの熱く、ハートフルな歓迎には驚いたけど、うれしかったですね」と初台湾の印象を語っている。

 ウー監督は木村さんとのタッグについて「実現できて本当にうれしい」と喜び、「仲のいい友達ができたような気がする。このCMのテーマは、台湾は友達が好きであること。木村さんを撮ることは私の願いでもあったので、私にとっても、とても楽しい経験となりました」と撮影を振り返っている。

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