高畑充希:16年春の朝ドラヒロインに決定 「わくわくが大きい」

「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん

 女優の高畑充希さんが、2016年春放送開始予定のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」で主演を務めることが31日、明らかになった。同日、NHK放送センターで開かれた会見で発表され、高畑さんは「決まったときはポカンという感じ。いまだにふわふわしているけど、戦(いくさ)に向かう兵士のよう。一度朝ドラでヒロインの大変さは見ている。いいこともいっぱい見ている。どんなことが起こるか想像がつかないけど、今はわくわくが大きい。エネルギッシュに前だけ見て進んでいけたら」と話した。

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 高畑さんが演じる小橋常子は“おやじヒロイン”という設定で「普段からおじさんくさいと言われることが多く、“おやじヒロイン”と言われてビビッときた。(朝ドラの)『ごちそうさん』(13年)では妹役で、年下として可愛いがってもらって、半年間、楽しく駆け抜けた。今回はお姉ちゃん風を吹かして頑張りたい」と意気込みを語った。

 制作統括の落合将チーフプロデューサー(CP)は高畑さんの起用理由を「(オーディションで)アドリブに動じず、常子の背中を見ているようだった」と説明した。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎭子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。12歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が静岡から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性の一代記となる。

 「実験刑事トトリ」シリーズ、「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER&BUNNY」などを手がけた西田征史さんが原作と脚本を担当する。「とと姉ちゃん」は16年4月から放送。全156回を予定。 

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