マキタスポーツ:ビジュアル系メークで登場もちびっ子無反応

劇場版アニメ「映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」の初日舞台あいさつにロックバンド風メークで登場したマキタスポーツさん
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劇場版アニメ「映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」の初日舞台あいさつにロックバンド風メークで登場したマキタスポーツさん

 お笑い芸人のマキタスポーツさんが12日、東京都内で行われた劇場版アニメ「映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち」(岩崎知子監督)の初日舞台あいさつにスペシャルゲストとして登場。ビジュアル系ロックバンド“マキタスポーツpresents Fly or Die”のボーカル「ダークネス」として同作の主題歌を担当しているマキタスポーツさんは、長髪に派手なロックバンド風メークで現れ、「漆黒の闇よりの使者として現れたこのダークネス、実は……マキタスポーツなんです」と正体を暴露したが、子供中心の客席は無反応。すかさず声優の山寺宏一さんが早口でマキタスポーツさんの説明をするなどフォローにまわり、会場を笑わせる一幕もあった。

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 舞台あいさつには声優の山寺さん、愛河里花子さん、くまいもとこさん、原作者の原ゆたかさん、マキタスポーツさんが出席。以前からマキタスポーツさんのファンで、マキタスポーツさんと共同で作詞をしたという原さんは、主題歌について「最初(完成品を)もらったときは変な曲だなと思ったけど、どんどん映画を見るうちに頭に入ってきて」と感想をコメント。マキタスポーツさんは「お父さまお母さまなど、僕と同年代ぐらいの方にも届くような感じのアレンジとかは(した)」と説明しつつ、「で、すべてひっくるめたうえで、ネットにあった面白そうなものをコピペして。佐野さんという人に教えてもらって……」と東京五輪のエンブレム騒動を思わせるギャグを言い、山寺さんに「やめてください!」と苦笑交じりに制止されるシーンもあった。

 「かいけつゾロリ」シリーズは、累計発行部数3500万部以上を誇る原さんの人気児童書。“いたずらの王者”を目指すキツネのゾロリが、双子のイノシシで子分のイシシ、ノシシと旅をする姿が描かれている。今回の劇場版は、ゾロリたちが謎の星・ムムーン星で、謎の巨大怪獣を退治することになる……というストーリー。

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