竹内結子:「真田丸」で大河初出演 受信料も「安心してください。払ってます」

NHK大河ドラマ「真田丸」の会見に登場した竹内結子さん
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NHK大河ドラマ「真田丸」の会見に登場した竹内結子さん

 女優の竹内結子さんが、堺雅人さん主演で2016年に放送されるNHK大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」に出演することが24日、発表された。竹内さんは大河初出演で、秀吉最愛の側室・茶々(淀)を演じる。この日、東京・渋谷の同局で会見が行われ、竹内さんは「さまざまな人が淀を演じてきて、その中で私も加えていただけるのは光栄」と喜んだ。

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 また大河ドラマ初出演で受けた印象について聞かれ、「受信料ちゃんと払っているよなって確認したところがあります。ちゃんと払っていて、ここに立っていていいんだって。もちろん朝ドラのときからです。安心してください。ちゃんと払ってます」と、人気のお笑い芸人、とにかく明るい安村さんのギャグをもじって笑いを誘いつつ、「大河出演はすごいことだぞという実感はありますが、堺さんをはじめ共演した方もいますし、何より(脚本の)三谷幸喜さんの一つのチームというような、安心して臨める雰囲気があります」と感想を口にした。

 会見中、脚本を手がける三谷幸喜さんが、前回に引き続き記者に扮(ふん)して現れ、竹内さんに質問する一幕もあった。「西日暮里壁新聞」と名乗った三谷さんは、以前三谷さんのドラマに出演した際に台本が遅れたエピソードを話し、「遅れたけど、逆にそのおかげで役に悩む時間がなくてやりやすかったと聞いています。今回も遅く台本をあげてほしいとおっしゃっていると聞きましたが本当ですか?」と質問。それを聞いた竹内さんは「これがうわさの……」と爆笑しつつ、「できるだけ早く(台本を)と切に願っています」と答え、それでも「早く書くかもしれないけど竹内さんに渡すのはギリギリでいい?」と引き下がらない三谷さんを「嫌です!」とばっさり切って捨て、会場の笑いを誘っていた。

 「真田丸」は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した武将・真田信繁(幸村)が主人公。信繁は、上杉景勝、豊臣秀吉の人質として暮らし、関ケ原の戦いで西軍につく。大坂の陣で砦(とりで)を作って徳川家康の軍と奮戦するも、夏の陣で戦死。ドラマでは、信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族と共に知恵と勇気と努力で戦国の世をサバイバルし、家族と育んだ愛を胸に大坂城へ向かう姿が描かれる。題名の「真田丸」は信繁が大坂の陣で築いた砦の名。戦国の荒波に立ち向かう真田家を一隻の船に例えているという。16年1月10日から全50回を予定。

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