フジテレビ亀山社長:川島なお美さんは「憧れ」

 フジテレビの亀山千広社長は25日、東京・台場の同局で定例会見を開き、24日に胆管がんのため54歳で死去した女優の川島なお美さんについてコメント。自身がプロデューサーを務めた1994年のドラマ「若者のすべて」(同局系)にキャスティングした思い出を明かし、「僕らの妹的な世代。残念です。憧れでキャスティングをした覚えがある」と語った。

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 川島さんがバラエティー番組でアシスタントを務めたり、イベントで水着姿で登場したりする姿を見て「美しいと思っていた。イメージは憧れだった」という亀山社長。「若者のすべて」では、ユニコーンの堀内一史さんが演じた昏睡(こんすい)状態の弟を見守る姉役でキャスティングしたといい「(『巨人の星』の)星明子のような意味合いでキャスティングさせていただいて、(役作りで)1~2キロやせてきてくれて、美しいなと思っていた」と振り返った。

 川島さんは青山学院大在学中にデビュー。現役女子大生タレントとしてバラエティー番組「お笑いマンガ道場」にレギュラー出演。代表作はドラマ「失楽園」(1997年)など。ドラマや舞台などで活躍し、大のワイン通としても知られた。

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