アニメ1週間:マングローブが破産申請準備 上野の森美術館で「蒼樹うめ展」

上野の森美術館(東京都台東区)で開催中の「蒼樹うめ展」
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上野の森美術館(東京都台東区)で開催中の「蒼樹うめ展」

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(9月27日~10月3日)はアニメ制作会社のマングローブが自己破産の申請準備に入ったニュースや蒼樹うめさんの初の個展「蒼樹うめ展」が上野の森美術館(東京都台東区)でスタートした話題などが注目を集めた。

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 「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中のマンガ「七つの大罪」の新作テレビアニメシリーズが2016年に制作されることが9月27日、明らかになった。詳細は今後、発表される。

 「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の人気マンガ「マギ」の外伝「マギ シンドバッドの冒険」のテレビアニメ化が9月30日、明らかになった。2016年4月からMBSのアニメ枠「アニメイズム」で放送される。

 東京・神田神保町の老舗書店「書泉ブックマート」が9月30日に閉店し、約48年の歴史に幕を閉じた。同店は、数々のアイドルのイベントが行われてきたほか、マンガやアニメ、ライトノベルなどサブカルチャーに強いことで知られていた。閉店の理由について長谷見賢一店長は「店舗の近くに書泉グランデがあることもあり、経営を合理化するため」と説明。出版不況の影響については「当店ではジャンルを特化してきたこともあり、売り上げはむしろ上がっていた」と話している。

 「サムライチャンプルー」などを手がけたアニメ制作会社のマングローブ(資本金1000万円、東京都杉並区、小林真一郎社長)が9月29日までに営業を停止し、東京地裁へ自己破産の申請準備に入ったことが10月1日、明らかになった。民間の信用調査会社の帝国データバンクによると、負債総額は3億5000万円以上。

 11月13日の公開を予定していた劇場版アニメ「虐殺器官」が、製作体制の見直しのため、公開を延期することが10月2日、明らかになった。なお、同作はマングローブが製作していた。新しい公開時期は発表されていない。

 アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案やマンガ「ひだまりスケッチ」などで知られる蒼樹うめさんの初の個展「蒼樹うめ展」が3日、上野の森美術館でスタートした。「まどか☆マギカ」「ひだまりスケッチ」の設定画や描き下ろしのイラストなど約300点が展示されている。2日には報道関係者向けの内覧会が行われ、蒼樹さんがライブドローイングを披露した。展示会は12日まで。

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