SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第8話 弱虫で泣き虫!人魚姫しらほし
12月22日(日)放送分
斎藤惇夫さんの名作児童小説「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(岩波書店)が原作の劇場版3DCGアニメ「GAMBA ガンバと仲間たち」(小川洋一総監督、河村友宏監督、小森啓裕監督)が10日に公開される。劇場版3CGアニメ「STAND BY ME ドラえもん」などを手掛けた映像制作会社「白組」が手がけ、ドラマ「リーガルハイ」などで知られる古沢良太さんがアニメの脚本に初挑戦することでも話題を集めている。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
原作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」は、ドブネズミのガンバと仲間たちが強大な敵に立ち向かうため冒険を繰り広げる児童文学で、1975年にテレビアニメ化され、これまで2度の劇場版アニメやミュージカルが製作されている。今作は24年ぶりの劇場版アニメとなる。町ネズミのガンバ(声・梶裕貴さん)とマンプク(声・高木渉さん)は、都会の片隅で楽しく暮らしていた。ある日、「海は世界で一番広くて大きい」と聞いたガンバは、海を目指し旅立つ。ガンバらは港で船乗りネズミの宴に参加するが、そこへ島ネズミの忠太(声・矢島晶子さん)が助けを求めてくる。ところが、敵の白イタチが「ノロイ」(声・野村萬斎さん)だと聞くと、船乗りネズミたちは逃げ出してしまう。ガンバは自分だけでも島ネズミを助けようと決心。出航しようとしたガンバの元に、ボーボ(声・高戸靖広さん)、ガクシャ(声・池田秀一さん)らが駆けつけ……というストーリー。
児童文学としてもアニメとしても名作の「ガンバ」だが、3DCGで描かれたガンバは、いい意味でまったく別の作品だった。キャラクターたちのビジュアルが洗練されているのはもちろん、最先端の技術で躍動する姿や美しい映像からは驚きと感動の波が押し寄せてくる。キラキラと輝く世界で生き生きしたキャラクターたちが活躍する物語にグッと引き込まれ、テンポのいい展開と冒険アクションに心が躍る。ノロイとの対決や、勇気と友情、恋心など見どころは満載で、中でもノロイの姿がなかなか怖い。ヨイショ役の大塚明夫さん、ツブリ役の野沢雅子さん、潮路役の神田沙也加さんら豪華な声優陣が顔をそろえた。倍賞千恵子さんが歌う小沢健二さんのナンバー「ぼくらが旅に出る理由」が心地よい余韻に浸らせてくれる。懐かしさも新しさも味わえ、思わず童心に返った。丸の内TOEI(東京都中央区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された芥見下々(あくたみ・げげ)さんの人気マンガ「呪術廻戦」のコミックス29巻、最終30巻が12月25日に発売されることを記念して、24日の毎…
人気アニメ「忍たま乱太郎」の新作劇場版アニメ「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が12月20日に公開され、先行上映を含む累計興行収入が約2億9000万円を記録したこ…
劇場版アニメ「時をかける少女」「サマーウォーズ」「竜とそばかすの姫」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」が制作され、2025年冬に…
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」のポップアップストアが、2025年1月17日から池袋パルコ(東京都豊島区)、福岡パルコ(福岡…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2024年12月24日 08:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。