ビートたけし:“同棲報道”自らネタに 西島秀俊に「私みたいな人生は歩まないで」

映画「劇場版 MOZU」の初日舞台あいさつに登場したビートたけしさん
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映画「劇場版 MOZU」の初日舞台あいさつに登場したビートたけしさん

 お笑いタレントのビートたけしさんが7日、東京都内で行われた映画「劇場版 MOZU」(羽住英一郎監督)の初日舞台あいさつに主演の西島秀俊さんらと登場。一部で報じられた“同棲(どうせい)報道”について「“老いらくの恋”と書かれて……」と自らネタにして笑わせ、「だから西島君いくら有名になっても私みたいな人生は歩まないで。……情けない」と苦笑混じりに語った。

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 北野武監督の「Dolls」(2002年)で主演を務め、今作でたけしさんと初共演を果たした西島さんは「今自分がこうあるのは北野さんのおかげ。(映画で)お会いしたときは万感の思いでした」としみじみ。一方のたけしさんは、「私は運よく漫才で売れて、講談社に殴り込んで、前科一犯になりまして、その後バイク事故で死にかけまして」などと半生をネタにする中で、「今“老いらくの恋”と書かれて……」と笑わせていた。

 「MOZU」は、作家・逢坂剛さんのハードボイルド小説が原作で、2014年4月からTBS系列でシーズン1、同年6月からWOWOWでシーズン2を連続ドラマとして放送。公安のエース・倉木尚武(西島さん)が、殺し屋・百舌(モズ)の存在の謎や公安の秘密作戦にまつわる悲劇、国家を揺るがす策略などに迫る姿が描かれた。

 映画は、倉木が妻の死の真実にたどり着いてから半年後、倉木たちが同時に起きた二つの過激テロの犯人を追ううちに、シリーズの最大の謎でもある巨悪「ダルマ」の正体にたどり着く……というストーリー。この日の舞台あいさつには、ドラマ版から出演する西島さん、香川照之さん、池松壮亮さん、劇場版から登場するたけしさん、伊勢谷友介さん、松坂桃李さんが出席した。

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