スタン・ハンセン:復帰の気持ち「一切なかった」 おなじみの“ウィー”で元気アピール

書籍「日は、また昇る。-男の引き際と、闘うべきとき-」のサイン会前の会見に登場したスタン・ハンセンさん
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書籍「日は、また昇る。-男の引き際と、闘うべきとき-」のサイン会前の会見に登場したスタン・ハンセンさん

 2001年に現役を引退した米国出身の元プロレスラー、スタン・ハンセンさんが12日、東京都内で行われた13日発売の書籍「日は、また昇る。-男の引き際と、闘うべきとき-」(徳間書店)の発売記念会見におなじみの入場テーマ曲「サンライズ」とともに登場。トレードマークのテンガロンハットに半袖シャツという姿で現れたハンセンさんは、引退後にリングに戻りたいという気持ちがあったかを聞かれると「一切なかった」と即答。「すべての力を現役のころ出しきったので、やり残したことはない。復帰という思いはない」とにこやかに語った。

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 ウエスタン・ラリアットを得意技に、「不沈艦」「ブレーキの壊れたダンプカー」などと形容されたハンセンさんは、「引退して15年がたっているが、ファンが自分のことを忘れていないのは光栄なことで誇れる気持ち」と穏やかにコメント。引退後に両肩を手術したことで、肩を上げないようにしているというハンセンさんだが、それでもフォトセッション時には肘を曲げた状態で肩を上げ、おなじみの「ウィー!」のポーズを作りほほ笑むなど元気ぶりをアピールした。

 また、引退のきっかけとなり、15日に引退試合を行う天龍源一郎さんについては「天龍さんが引退して、自分が来日して、一緒に引退式を経験できるというのは意味があると思う」とにっこり。自著については「プロレスファンはもちろん、できるだけ多くの人に(読んでほしい)。悩み事を抱えている人とか、年齢関係なくこれを読んでちょっとでも参考になることがあればうれしい」と語った。

 「日は、また昇る。-男の引き際と、闘うべきとき-」は、ハンセンさんがこれまでに過ごしてきた闘いの日々や、リタイア後に得た人生の学びなどを記した15年ぶりの書籍。巻末には天龍さんとの対談も収められている。288ページで、価格は1800円(税抜き)。 

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