キャラメルボックス:30周年記念のラスト公演 「クリスマスらしい作品に」

キャラメルボックスの舞台「BREATH」の公開けいこ後に会見を行った(左から)多田直人さん、岡内美喜子さん、成井豊さん
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キャラメルボックスの舞台「BREATH」の公開けいこ後に会見を行った(左から)多田直人さん、岡内美喜子さん、成井豊さん

 演劇集団「キャラメルボックス」の舞台「BREATH」の公開けいこが10日に東京・池袋のサンシャイン劇場で実施され、キャストの多田直人さんと岡内美喜子さん、同団体の主宰者で脚本・演出を手がける成井豊さんが会見を行った。同作は、同団体の創立30周年を記念して上演される全5作品のラストを飾る作品で、成井さんは「30周年の最後。自信を持ってお客さんにお届けする、本当にクリスマスらしい作品に仕上がりました」とアピールした。

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 「BREATH」は、男女の愛、家族愛、友情など、15人の男女が織り成すクリスマス・ラブストーリー。成井さんは「ずっと前から『ラブ・アクチュアリー』という映画が大好きで、そういう作品をいつかキャラメルボックスでやりたいと思っていました。そこから発想が始まりました」といい、岡内さんは「登場人物15人、みんなが主役。新人からベテランまで均等にドラマを背負っていて、すごく温かい作品になりました」とコメントした。

 同舞台では、同じく結成30年となる音楽グループ「TUBE」が書き下ろした新曲「Love In White」が使用される。多田さんは「前田(亘輝)さんのボーカルの存在感やパワーがすごい。この歌声に自分たちも乗っていかないといけないんだなっていうパワーを与えられているような感覚で練習をしていました」と笑顔で語っていた。同所で10日から25日まで上演される。

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