ちゃお:中学3年生がマンガ家デビュー

中学生マンガ家としてデビューが決まったときわ藍さんの作品「アイドル急行」
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中学生マンガ家としてデビューが決まったときわ藍さんの作品「アイドル急行」

 小学館最大の新人まんが賞「小学館新人コミック大賞」の第77回受賞者が発表され、少女・女性部門で愛知県在住の中学3年生、ペンネーム・ときわ藍(らん)さん(14)が大賞に輝き、少女コミック誌「ちゃお」でのマンガ家デビューが決まった。

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 受賞作は「アイドル急行」。アイドルグループ「アイドル急行」の4期生メンバーの主人公がセンターになるために奮闘する物語で、審査に参加した作家陣からは「可愛い絵柄で、キャラの個性も分かりやすく描れています。これからの成長が楽しみです」(「失恋ショコラティエ」の水城せとなさん)、「分かりやすい話の構成でスラスラ読めました!盛り上がるシーンもしっかり読者をひっぱり上げてくれます」(「終わる世界でキミに恋する」の能登山けいこさん)と好評だった。

 ときわ藍さんは受賞した気持ちを「藤子・F・不二雄先生に憧れて、マンガを描き始めました。受賞の実感は湧きませんが、応援してくれた家族や友人、そして一番応援してくれた母にとても感謝しています。これから読者の方々や自分にとって、心に残る作品を作っていこうと思ます」と抱負を語っている。

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