上川隆也:痴漢冤罪からの“自己防衛法”に驚愕 「ここまでしないと……」

スペシャルドラマ「検事の死命」の放送を前に、“痴漢冤罪対策講座”を受講した上川隆也さん(左)=テレビ朝日提供
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スペシャルドラマ「検事の死命」の放送を前に、“痴漢冤罪対策講座”を受講した上川隆也さん(左)=テレビ朝日提供

 俳優の上川隆也さんがこのほど、17日に放送される主演スペシャルドラマ「検事の死命」のテーマにちなみ、東京都内で弁護士による“痴漢冤罪(えんざい)対策講座”を受講した。「痴漢に間違われた際、取るべき正しい対応」「痴漢冤罪で訴えられてしまった場合、どうすればよいか」などについてレクチャーを受けた上川さんは「ここまでしないと身を守れないとは……。自己防衛を常に考えておかなければならないことを痛感しました!」と何度も驚愕(きょうがく)していた。

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 「検事の死命」は、昨年1月に放送したスペシャルドラマ「最後の証人」に続く、柚月裕子さんの人気小説“佐方貞人”シリーズのドラマ化第2弾。前作で“ヤメ検”弁護士・佐方貞人を演じた上川さんが今作では検事として、志田未来さん扮(ふん)する“相棒”の検察事務官・増田陽子とタッグを組んで痴漢冤罪事件の真相に迫る。

 この日の“痴漢冤罪対策講座”では「ベリーベスト法律事務所」の巽周平弁護士が講師を務め、「痴漢に間違われないために気をつけるべきことは?」「痴漢に間違われた際、取るべき正しい対応は?」などと出題もしたが、上川さんは「カバンを網棚に置いて吊り革を両手で持って立ち、できれば本に集中して視線を女性に向けない。それが、いちばん安全な姿勢なのでは?」と自らポーズを実演したり、「名刺を渡して堂々とその場を去る」と回答したりと、正解を連発した。

 それでも、「電車で痴漢に間違われないポイント」として、「両手を上げて乗る」「通勤ラッシュを避ける」「いつもと違う通勤経路を取らない」という3カ条を伝授されると、「なるほど~! しかし大変ですね。ここまで心構えをしておかなければいけないことに驚かされました!」と驚きを隠せない様子。「やはり疑わしき状況をなるべく作らないのが大事なんですね。自己防衛を常に考えておかなければならないことを痛感しました!」と何度も目を丸くしていた。

 講座後には、取材陣と共に雑煮を味わいながらの記者懇親会に。上川さんは「誰にでも降りかかってくる可能性がある事件を題材としているだけに、興味を持ってご覧になっていただけるはず。事件に関わる人間たちの証言で次々と局面が変わっていき、サスペンスとしての一面とミステリーとしての一面を同時に味わっていただける物語になっていますので、2時間を短く感じていただけることと思います!」と力強く作品をPRしていた。

 スペシャルドラマ「検事の死命」は17日午後9時から放送予定。上川さん、志田さんのほか、松下由樹さん、益岡徹さん、竹富聖花さん、津田寛治さん、有森也実さん、江波杏子さん、伊武雅刀さんらも出演する。

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