中島裕翔：乱闘シーンで菅田将暉の顔面に……　アクシデント告白「怖かった」

　人気アイドルグループ「Hey！Say！JUMP」の中島裕翔さんが9日、東京都内で行われた初主演映画「ピンクとグレー」（行定勲監督）の初日舞台あいさつに共演の菅田将暉さんらと出席した。中島さんは乱闘シーンの撮影で菅田さんの顔に（こぶしを）当ててしまうアクシデントがあったと明かし、「ちょっとかすっちゃって。ヤバイヤバイと焦っていた。すごく怖かった。一瞬芝居じゃなくなる間があった」と告白した。

　ただ、そのアクシデント後は、菅田さんとの仲が「より縮まった」といい、「笑い話にしてくれた」と感謝。一方の菅田さんは「裕翔はよく（撮影を）続けたと思いますよ」と、アクシデントにもかかわらず演技を続行した中島さんの“役者魂”をたたえていた。

　映画は、人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんの小説デビュー作「ピンクとグレー」（角川書店）が原作。人気スター・白木蓮吾（中島さん）の突然の死で、蓮吾の幼いころからの親友で第一発見者の河田大貴（菅田さん）は6通の遺書を手にする。遺書に導かれるようにスターの地位を手に入れた大貴が、迷い苦しみながらたどり着いた蓮吾の死の真実とは……というストーリー。中島さんは同作が映画初出演。

　舞台あいさつには、共演者の夏帆さん、岸井ゆきのさん、柳楽優弥さん、小林涼子さん、行定監督も出席。菅田さんは首からカメラをぶら下げて登場し、隣に立った中島さんに「裕翔の晴れ舞台に来るお父さんの気分」とレンズを向けるパフォーマンスを披露し、中島さんを苦笑させる一幕もあった。