注目ドラマ紹介:大河ドラマ「真田丸」 堺雅人が人気武将・真田信繁に 戦国時代をサバイバル

「真田丸」で主演を務める堺雅人さん
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「真田丸」で主演を務める堺雅人さん

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」が10日、スタートする。大ヒットした主演ドラマ「半沢直樹」(2013年、TBS系)も話題になった堺さんが、真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じる。

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 「真田丸」は、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿が描かれる。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演する。タイトルは、大坂の陣で信繁が築いた出城・真田丸に由来し、“戦国の荒波に立ち向かう船”として真田家をイメージして付けられた。

 信濃の一領主にすぎず、大きな力を持たない真田家は、信繁の父・昌幸(草刈さん)の天性の勘や武略に頼りながら、戦国時代を生き抜く。堺さんが演じる信繁は大名ではないが、人気の戦国武将だ。関ケ原の合戦では父・昌幸とともに西軍に加勢するが、西軍が敗れたため、九度山に配流されてしまう。九度山で暮らしていた信繁だったが、大坂の陣で豊臣方の武将として参加し、徳川家康を追い詰めるものの、敗れてしまう。父や兄・信幸(大泉さん)に比べると無名に近い存在だったが、大坂の陣での活躍が語り継がれ、人気武将となった。

 第1回「船出」は、天正10年(1582年)から物語が始まる。名将・武田信玄の死から9年、真田家が仕える武田家は織田信長(吉田鋼太郎さん)の侵攻によって危機を迎えており、武田家は家臣による裏切りもあり、当主・勝頼(平岳大さん)は苦戦を強いられる。信繁の父・昌幸は武田家存続のために策を練り、信繁や信幸は父に従う。

 「真田丸」は10日からNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。初回は15分拡大版。

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