女優の竹内結子さんが14日、東京都内で行われた映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋-」(中村義洋監督)の完成披露試写会に登場。共演の橋本愛さんが12日に20歳の誕生日を迎えて祝福を受ける中、自身の20歳の思い出を聞かれた竹内さんは「買ったばかりの自転車を5分くらいで盗まれました。三軒茶屋の駅前のショップでカスタマイズした自転車で、ウキウキと某レンタルショップに行ったら、もうなかったんです……」と悲しい過去を明かした。
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舞台あいさつには、竹内さん、橋本さんのほか、佐々木蔵之介さん、坂口健太郎さん。滝藤賢一さん、中村監督が出席。橋本さんは成人になった心境を「あんまり変わらないですけど、お酒が飲めるようになりたいです」と語り、今年は「バレエを習いたいと思っています」と新たな挑戦に意欲を見せた。また、滝藤さんは「俳優の道に進んだのが20歳。入った『無名塾』が恋愛禁止だったので、当時の彼女と別れ話をしました」とほろ苦いエピソードを披露した。
映画は、第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美さんの小説「残穢」が原作。ミステリー小説家である「私」(竹内さん)のもとに、女子大生の久保さん(橋本さん)という読者から「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という手紙が届くことから物語は始まる。好奇心に誘われて調査を開始した2人は、過去にマンションに住んでいた人たちが、自殺や心中、殺人など、数々の事件を引き起こしていたことを知る。さらに調べを進めていくと、驚がくの真実が明らかになり……というストーリー。30日から公開予定。
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