羽生結弦選手:内村航平選手に質問攻め 「すごい研究熱心」

内村航平選手(左)と羽生結弦選手=第50回テレビ朝日ビッグスポーツ賞表彰式で
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内村航平選手(左)と羽生結弦選手=第50回テレビ朝日ビッグスポーツ賞表彰式で

 男子体操の内村航平選手が15日、東京都内で行われた「第50回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」表彰式に出席。他競技のトップアスリートたちと同席する中、フィギュアスケートの羽生結弦選手と会話したという内村選手は、「一方的に聞かれました。すごい研究熱心で、だから金メダリストなんだなって」と苦笑交じりに明かし、「羽生君の演技は毎回テレビで見ていて、同じ採点競技で共通する部分があるので、いつも刺激をもらっています」と語った。

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 羽生選手に質問された内容について、「『海外に行くと床とかの跳ね方は違うんですか?』とか、『体操のひねりって真っすぐやるんですか?』とか。本当に技術的なことをたくさん聞かれました」と明かし、「体操選手にしかわからないことを言ってもわかっていたので、すごいなと思いました」と感心していた。

 ビッグスポーツ賞は、日本オリンピック委員会(JOC)とテレビ朝日が、前年のスポーツ界(JOC加盟競技団体)で優れた成績を残した個人・団体を表彰する賞で、「ビッグスポーツ賞」を筆頭に「ビッグスポーツ特別賞」「ビッグスポーツ五輪奨励賞」「ビッグスポーツ新人賞」「ビッグスポーツ特別功労賞」などがある。表彰式には、各受賞者、団体の代表者が出席した。

 今回、昨年の体操世界選手権の団体総合で37年ぶりの金メダルを獲得した「体操 男子日本代表」が「ビッグスポーツ賞」を受賞し、内村選手らが表彰式に出席。今回の受賞に内村選手は「毎年呼んでもらっているが、今回はチームで取ったということでうれしく思う。リオ五輪につながるいい賞になった」と喜んでいた。

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