話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、空を飛ぶ競技「フライングサーカス」に青春をかけた少女たちの物語「蒼の彼方のフォーリズム」です。シリーズ構成の吉田玲子さんに作品の魅力を語ってもらいました。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

－－作品の概要と魅力は？

　「グラシュ」という空を飛べるシューズを履いて、ポイントを取り合う「フライングサーカス」というスポーツをする少女たちの物語です。

－－アニメにするときに心がけたことは？

　皆が一番苦労したのは、フライングサーカスというスポーツの見せ方です。どう説明するか、どう絵にするか。「魅力が伝わるように」と試行錯誤しました。

－－原作とは異なり、恋愛要素のないスポーツものにした狙いは？

　ゲームではそれぞれのキャラのルートがあるので、恋愛要素はゲームで楽しんでいただければ……と。恋愛要素を入れると、晶也が八方美人で優柔不断にみえてしまいそう……という危惧もありました。

－－作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは。

　ちょっとつらかったのは、打ち合わせ中、毎回うどんが食べたくなったことですかね……。

－－今後のみどころを教えてください。

　中盤から後半は、明日香とみさきが落ち込み、そこから立ち直るという展開になっていきます。彼女たちを応援していただけるとうれしいです。

－－ファンへ一言お願いします。

　ぜひゲームの方もやってみてください！

シリーズ構成　吉田玲子