女優の沢口靖子さんや長澤まさみさんらを輩出した「東宝シンデレラオーディション」が約5年ぶりに開催されることが1日、明らかになった。「第8回 東宝シンデレラオーディションIn collaboration with集英社」と題して集英社とコラボする。グランプリ受賞者は2017年撮影予定の集英社原作の東宝製作映画でスクリーンデビュー、集英社賞の受賞者は雑誌デビューが約束される。また、アーティスト賞(仮)の受賞者は東宝製作アニメ作品に主題歌アーティストとして参加できる。グランプリ受賞者には同オーディション史上最高額となる300万円、推薦者には別途100万円が贈られる。
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応募資格は、7月10日時点で9~18歳の“健康で明朗、個性豊かな魅力ある女性”で、東宝芸能と専属契約を結べる人。応募期間は3月5日~7月10日で、今回から応募方法を公式サイトからのデジタル応募に一本化する。また、初の試みとして、書類審査を廃止して、札幌や東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄など全国10都市で7月中旬~8月下旬に予選会を実施し、“全員面接”をする予定。10月8~10日に合宿審査が行われ、11月上旬にグランプリが決定する。
審査員には、「電車男」を企画・プロデュースした映画プロデューサーの川村元気さんや「悪の教典」などの臼井央さん、「進撃の巨人」などの佐藤善宏さんが名を連ねるほか、東宝芸能や集英社編集部のスタッフが参加する。
実行委員長の市川南さんは、今回のオーディションについて「世間にはたくさんのプロダクションのオーディションがありますが、われわれは映画会社なので、映画会社らしい派手なものにしていこうと考えています。大きな点として、各賞が決まる時には既にお仕事が約束されています。雑誌デビューや、アニソンデビューもありますが、やはり映画会社なので、グランプリには映画女優デビューとして必ず映画に出てもらうこと確約します」と話している。