デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー:優秀賞に「au三太郎」、「ワンピ歌舞伎」、「マインクラフト」など8作品

auのテレビCM「三太郎」シリーズ「みんながみんな英雄」編のワンシーン
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auのテレビCM「三太郎」シリーズ「みんながみんな英雄」編のワンシーン

 優れたデジタルコンテンツを表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’15/第21回AMDアワード」の年間コンテンツ賞「優秀賞」の授賞作品が3月1日、発表された。KDDIのCM「au 三太郎シリーズ」、市川猿之助さん主演の歌舞伎「スーパー歌舞伎2『ワンピース』」、人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」など8作品が受賞した。

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 「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」の年間コンテンツ賞「優秀賞」は2015年1月1日~12月31日に国内で発売・発表されたデジタルメディアで表現されたコンテンツやサービスから8作品を選出。大賞の総務大臣賞とAMD理事長賞は、14日に行われる授賞式で発表される。

 優秀賞を受賞した「三太郎」シリーズは、松田翔太さん演じる桃太郎、桐谷健太さん演じるが浦島太郎、濱田岳さん演じるが金太郎の“三太郎”に、有村架純さん演じる“かぐちゃん”ことかぐや姫、菜々緒さん扮(ふん)する“乙ちゃん”こと乙姫、菅田将暉さんの“鬼ちゃん”こと鬼が加わり、コミカルなストーリーが人気を集めている。また、「マインクラフト」は、仮想世界でブロックを自由に組み立てて“モノ”を作っていくというゲームで、自由な発想のもとにプレーできることから、特に小学生を中心に人気が広まっており、近年では、その教育効果も注目されている。   

 優秀賞はほかにも、大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の企画「Universal Cool Japan(ユニバーサル・クール・ジャパン)」、約9万人を集客した世界的なダンスミュージックの祭典の日本上陸版「ULTRA JAPAN 2015(ウルトラ・ジャパン・2015)」、国内100万本以上のセールスを記録した人気ゲーム「Splatoon(スプラトゥーン)」、世界初となる自分の感情を持ったパーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」、テレビ各局が提供している見逃し配信サービス「民放公式テレビポータル TVer(ティーバー)」が受賞した。

 また、大阪大の石黒浩教授が監修し、タレントのマツコ・デラックスさんの全身を型取りして制作されたアンドロイド「マツコロイド」が「先端科学技術賞」を受賞し、ソニーコンピュータ・エンタテインメント(SCE)のゲーム機「プレイステーション」の生みの親で、ソニー元副社長の久多良木健さんが「功労賞」を受賞した。

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