BS11:福島の除染の現実 撮り続ける高校教師 ウィークリーニュースONZE

仮置きされるシートに包まれた除染表土とカメラを持つ赤城修司さん(左)
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仮置きされるシートに包まれた除染表土とカメラを持つ赤城修司さん(左)

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は13日、米国生まれの詩人、アーサー・ビナードさんが、伝統や文化を守る日本人に会いに行くシリーズ「アーサー・ビナードの日本人探訪」で、東京電力福島第1原発事故から5年間で、30万枚以上の写真を撮影してきた福島市の高校教師、赤城修司さんを紹介する「今の日本を福島のレンズで切り取る作家」を放送する。

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 赤城修司さんは、福島市で高校の美術教師を務めている。原発から約60キロ離れた福島市は避難指示が出ていないが、赤城さんは、事故直後に放射線量が上昇してから、市内全域で進められる除染作業を定点で撮影し続けている。

 除染で削られた表土を学校の校庭に埋め、表土の仮置き場の横で子供たちが遊ぶ。その後も続く除染作業をカメラで切り取りながら、その矛盾を発信し続ける赤城さんの思いに、ビナードさんが迫る。

 放送は13日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と田野辺実鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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