鈴木亮平:4月連ドラで着ぐるみの“中の人”に 福士蒼汰も絶賛

ドラマ「お迎えデス。」でうさぎの着ぐるみを着た死神を演じる鈴木亮平さん=日本テレビ提供
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ドラマ「お迎えデス。」でうさぎの着ぐるみを着た死神を演じる鈴木亮平さん=日本テレビ提供

 俳優の鈴木亮平さんが、福士蒼汰さん主演の4月期連続ドラマ「お迎えデス。」(日本テレビ系)に、うさぎの着ぐるみを着た死神役で出演することが明らかになった。高い演技力と精かんな肉体に定評のある鈴木さんだが、本作では着ぐるみの中で顔を出さないシーンまであるといい、鈴木さんの演技に注目が集まりそうだ。

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 「お迎えデス。」は、白泉社のマンガ誌「月刊LaLa」で1999~2002年に連載された田中メカさんのマンガ「お迎えです。」が原作。理系大学生の円(福士さん)と幸(土屋太鳳さん)が、ピンクのうさぎの着ぐるみを着た「ナベシマ」ら“死神”の力を借りながら、この世に思いを残した幽霊を成仏させるという不思議なアルバイトを通じて心を通わせていくというストーリー。

 鈴木さんが演じる「ナベシマ」は、一般的なイメージの“死神”とは異なり、「あの世の公務員」的な立場のキャラクター。ガラが悪く、上司の命令でやむを得ず、年中うさぎの着ぐるみを着させられている。福士さん演じる主人公の円を無理やり仕事に引きずり込む役どころで、他の死神と異なり、なぜか生前の記憶がない。「ナベシマ」は主要人物の中で、これまで唯一配役が明かされておらず、誰が演じるのか注目されていた。

 「最初に、『うさぎの着ぐるみを着た死神の役』と聞いた時には、意味が分からなくて、『ん?』となりました」という鈴木さんだが、原作や脚本を読んで、着ぐるみを着ているのには意味があることを知り、「ああ、深い」と感じたという。「このドラマが終わるころには、『死神』と言えば『うさぎ』、そして『着ぐるみ』といえば『鈴木亮平』となるように、頑張っていきたい」とジョーク交じりに意気込みを語っている。

 以前テレビCMで鈴木さんと共演経験がある福士さんは「人柄も優しい方で、どんな演技をしても受け入れてくださる方なので、安心感を持って撮影に臨めています」とコメント。「うさぎの着ぐるみを着たナベシマは、画面に映った時のサイズ感も含めて、原作以上にインパクトが大きいと思います」と印象を語り、「とにかくいるだけで、存在感がすごいです。実際に僕の目線で見るナベシマ(鈴木さん)とゆずこ(濱田ここねさん)を視聴者の皆様に早く見てほしいです」と呼びかけている。

 ドラマ「お迎えデス。」は、4月16日から日本テレビ系で毎週土曜午後9時放送。

 ◇鈴木亮平さんのコメント

 最初に、「うさぎの着ぐるみを着た死神の役」と聞いた時には、意味が分からなくて、「ん?」となりました。その後、原作や脚本を読ませていただいて、うさぎの着ぐるみを着ているのには意味があることを知って、「ああ、深い」と。「死神」っていうと怖いイメージがあると思うのですが、うさぎの着ぐるみを着ていることで、今までにない「死神像」を打ち出していければ幸いです。このドラマが終わるころには、「死神」と言えば「うさぎ」、そして「着ぐるみ」といえば「鈴木亮平」となるように、頑張っていきたいと思っています。

 福士さんも土屋さんも共演させていただいた経験があり、撮影現場は、監督も含めて非常に和気あいあいとしていて、演技をしやすい環境が整っています。現場の楽しい感じが、視聴者の皆様にも伝わればよいかなと思います。原作のエッセンスも大事にしつつ、鈴木亮平ならではのナベシマを作り上げて、すてきなドラマにできれば良いなと思っています。

 ◇福士蒼汰さんのコメント

 鈴木さんとは、以前CMで共演させていただいたことがあり、人柄も優しい方で、どんな演技をしても受け入れてくださる方なので、安心感を持って撮影に臨めています。これから鈴木さんと一緒に、この作品を盛り上げていけたらうれしいです。うさぎの着ぐるみを着たナベシマは、画面に映った時のサイズ感も含めて、原作以上にインパクトが大きいと思います。とにかくいるだけで、存在感がすごいです。実際に僕の目線で見るナベシマとゆずこを視聴者の皆様に早く見てほしいです。大人で人間的な魅力のあるナベシマとコミュニケーションべたな円が交わっていくことで、円がどんどん変わっていく姿を表現できたらと思っています。

 ◇高明希プロデューサーのコメント

 (鈴木さんは)ずっとお仕事したかった方です。役柄によって全く異なる印象を与えてくれる不思議な魅力を持つ俳優さん。ただ、初めてご一緒するお仕事で、死神役をお願いするとは思いませんでした。しかも着ぐるみまで着せて、顔出しのないシーンまであるという……。快諾してくださった時、なんて懐の深い方なんだ!と、それだけで会う前から大好きになりました。最近は、誠実で実直な役柄を拝見する機会が多かったもので、“ナベシマ”のようなチャラくてつかみどころのない、だからこそ興味を引かれる、そんな底知れない役で、亮平さんの魅力を存分に発揮してくれたらうれしいです。

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