今年で45周年を迎える特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの劇場版最新作「仮面ライダー1号」(金田治監督)が26日に公開される。1971年に放送が開始された同シリーズの第1作「仮面ライダー」で主演を務めた俳優の藤岡弘、さんが、44年ぶりに仮面ライダーとして主演している。海外で悪と戦っていた初代・仮面ライダーの本郷猛が、ある少女の危機を知って急きょ帰国し、仮面ライダーゴーストらと協力して危機に立ち向かう姿を描く。西銘駿さんら放送中の「仮面ライダーゴースト」チームの面々や、地獄大使役で俳優の大杉漣さんが出演している。
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今から45年前、悪の秘密結社ショッカーの手で改造人間とされた本郷猛(藤岡さん)は、最初の仮面ライダーとして、人間の自由を守るために戦い続けてきた。日本を離れ、長年にわたり海外で悪と戦ってきた猛は、猛のバイクの師匠で“おやっさん”と呼ばれた立花藤兵衛の孫娘にあたる少女・立花麻由(岡本夏美さん)の危機を知り、急きょ帰国。猛は天空寺タケル(西銘さん)や仲間たちと出会い、ショッカーが麻由を狙う理由を探る……というストーリー。
シリーズ放送45周年に、藤岡さん演じる本郷猛(仮面ライダー)が主演する映画が見られるのは、思いきり胸を熱くさせられる。仮面ライダーのデザインも当時ものから一新され、より力強さを感じさせる姿からは、長きにわたり戦い続けてきた重みを醸し出している。愛車のサイクロンも大型化するなど、より力強いフォルムがカッコいい。もちろん、仮面ライダー1号と、ゴーストやスペクターの共闘シーンも迫力があり、限界を迎えつつある体にむち打ちつつ戦う本郷猛の姿に、覚悟とある種の哀愁を感じる。命の大切さが込められたストーリーは、メッセージ性が少し強すぎるきらいもあるが、二転三転する展開からは最後まで目が離せない。26日から丸の内TOEI(東京都中央区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/フリーライター)
<プロフィル>
えんどう・まさき=アニメやマンガ、音楽にゲームなど、ジャンルを問わず活動するフリーの編集者・ライター。イラストレーターやフォトショップはもちろん、インタビュー、撮影もオーケーと、どこへでも行き、なんでもこなす、吉川晃司さんをこよなく愛する自称“業界の便利屋”。
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