北斗の拳:ケンシロウの銅像が北海道北斗市で披露 武論尊「人生で一番メモリアルな日」

北海道の新函館北斗駅に設置された「北斗の拳」のケンシロウの銅像と、原作担当の武論尊さん(右)、作画担当の原哲夫さん
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北海道の新函館北斗駅に設置された「北斗の拳」のケンシロウの銅像と、原作担当の武論尊さん(右)、作画担当の原哲夫さん

 コミックスの累計発行部数が1億部を超える人気マンガ「北斗の拳」の主人公・ケンシロウの銅像が、26日に開業した北海道新幹線の停車駅となる新函館北斗駅(北海道北斗市)で披露され、原作担当の武論尊さん、作画担当の原哲夫さんがお祝いに駆けつけた。武論尊さんは「私の人生で、一番メモリアルな日」と話した後で「1年後にケンシロウがひとりポツンとなっていると可愛そうなので、なんとか盛り上げていっていただければ」と冗談を飛ばして、来場者を笑わせていた。

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 除幕式には、高谷寿峰・北斗市長と、高橋はるみ北海道知事も出席し、市の知名度アップや観光客誘致への期待を語った。また原さんは「ケンシロウの銅像なので、秘孔を突いているようなポーズがいいのかなと思い、『明日への秘孔』というタイトルをつけました」と銅像の命名の由来を明かしていた。

 ケンシロウの銅像は、幅70センチ、高さ1メートル90センチ、重さ700キロで、駅構内にある北斗市観光交流センターに設置された。2月の銅像の設置発表時にはデザインは明かされておらず、今回お披露目された。

 「北斗の拳」は、武論尊さん原作、原哲夫さん作画の人気マンガ。暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが、兄でもある“覇王”ラオウら強敵たちと拳を交える……というストーリー。1983年から約5年間、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、「おまえはもう死んでいる」などの名言で社会的ブームとなった。

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