1980年代に大ヒットした武論尊さん原作、原哲夫さん作画の人気格闘マンガ「北斗の拳」の40周年を記念した大規模原画展「北斗の拳 40周年 大原画展 ~愛をとりもどせ!!~」が、六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で10月7日~11月19日に開催される。原さんが原画展のために描き下ろしたこん身の新作を含め400点以上の原画が展示される。同作のアニメを制作した東映アニメーション秘蔵のアニメ資料、セガサミーグループ提供のパチンコのCG映像、海洋堂のフィギュアのほか、原画展開催を祝福するメッセージも展示される。
ウナギノボリ
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武論尊さんは「『北斗の拳』の原画を通じて、原哲夫先生というマンガ家の絵のすごさというか、執念や叫び、生きざまを感じ取ってほしいですね」とコメントを寄せている。原さんは「『北斗の拳』の集大成である僕の生の全力原画が展示されていますので、それをぜひ体感してもらえたらと思います。今後、新しい絵を描いていきますので、アートとマンガの融合を皆さんに楽しんでいただければうれしいですね」と話している。
原画展は、六つの章で構成され、ストーリー順に原画が展示される。会場内は一部の映像展示を除き撮影可能。フォトスポットも多数登場する。アニメ「北斗の拳」の予告やナレーションを担当した声優の千葉繁さんが音声ガイドを担当する。併設の「公式 SHOP 超愛」では、オリジナルグッズを販売する。
8月4日にチケットの販売を開始する。前売り券の価格は中学生以上が平日2200円、土日祝2500円、小学生は全日800円、未就学児は無料。特典付きチケットも販売され、図録と「でかいラオウの“一片の悔いな”しおり」付きチケットが6000円、「レッドシャークソフビ『ケンシロウ』(無想転生ラメ ver.)」付きチケットが1万2000円、「復刻!コミックス表紙デザインピンズ16個セット」付きチケットが2万円。
「北斗の拳」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1983~88年に連載された人気マンガ。暴力が支配する核戦争後の世界を舞台に、伝説の暗殺拳・北斗神拳の伝承者ケンシロウが、兄でもあるラオウら強敵たちと拳を交え、成長していく姿が描かれた。テレビアニメ化もされ、「おまえはもう死んでいる」などの名言で社会的ブームとなった。コミックスの累計発行部数は1億部以上。
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