テレ朝:ショーンK降板で社長謝罪「申し訳ない」

「報道ステーション」を降板したショーンKさん
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「報道ステーション」を降板したショーンKさん

 テレビ朝日の吉田慎一社長は29日、同局で行われた社長会見で、経歴詐称が発覚し、報道番組「報道ステーション」のコメンテーターを降板した“ショーンK”の愛称で知られる経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上さんについて、「経歴に疑惑を持たれる人物をコメンテーターとして出演させていたので、本当に申し訳ないと考えている」と謝罪した。

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 吉田社長は「経歴等は本人サイドから聞いていた状況だったが、本人から辞退すると。経歴などの疑わしい点を見抜けなかったのは謙虚に反省していかないといけない」と述べ、今後は「コメンテーターに対して今回のようなことが起きないようにという指示を出している」と再発防止に努める方針を明らかにした。

 ショーンKさんの経歴を巡っては「週刊文春」が詐称を指摘したことから問題が発覚。フジテレビはショーンKさんを4月からスタートする報道番組「ユアタイム~あなたの時間~」のキャスターに起用する予定だったが、急きょ取りやめ、テレビ朝日も16日に「報道ステーション」でキャスターの古舘伊知郎さんが出演を取りやめると説明し「本当に申し訳ない。深くおわびしたい」と頭を下げて謝罪。ショーンKさんはすべてのレギュラー番組を降板し、メディア活動の休止を自ら発表している。

 「報道ステーション」は2004年4月5日にスタートし、2月26日で3000回を迎えた。4月からは古舘さんに代わって同局の富川悠太アナウンサーがメインキャスターとして出演する。

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