注目ドラマ紹介:「ラヴソング」 福山雅治が3年ぶり月9主演 孤独な女性との出会いで人生を取り戻す

11日スタートの“月9”ドラマ「ラヴソング」のワンシーン=フジテレビ提供
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11日スタートの“月9”ドラマ「ラヴソング」のワンシーン=フジテレビ提供

 歌手で俳優の福山雅治さんが主演を務めるフジテレビの“月9”ドラマ「ラヴソング」が11日スタートする。福山さん演じる“元プロミュージシャン”の神代広平が、 人とコミュニケーションを取るのが苦手な女性、佐野さくらと出会い、音楽を通して心を通わせ、失いかけた人生を取り戻す……というヒューマンストーリー。福山さんが主演した「ガリレオ」シリーズの西谷弘監督らスタッフが再集結した。福山さんの連続ドラマ主演は2013年4月期の「ガリレオ」以来、約3年ぶり。

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 ドラマはオリジナル作品で、福山さん演じる主人公の神代は、過去にミュージシャンとしてプロデビューするも、たった1曲のヒットを飛ばして以降、ヒットに恵まれず、自らの才能の限界に打ちのめされて音楽とは距離を置いた生活をする企業カウンセラー。音楽への情熱を完全には絶ち切ることができず、また、私生活でも過去の恋愛による影響で他者に心を許し切れず、真剣に向き合える女性と出会えないまま、ただ退屈な毎日を過ごしていた。天賦の歌声を持つさくらとの出会いを通して、音楽への情熱を取り戻し、失いかけた人生を取り戻していく……という物語。

 ヒロインのさくらは、オーディションで約100人の中から選ばれたミュージシャンの藤原さくらさんが演じる。さくらは児童養護施設で育ち、人とコミュニケーションを取るのが苦手で、孤独を背負って生きてきた女性。職場の同僚にもなじめず、自分の人生に嫌気が差していたが、ある日、社内で起こったある出来事がきっかけで神代と出会う。

 福山さん、藤原さんのほか、さくらの児童養護施設時代からの幼なじみの天野空一役で菅田将暉さん、さくらの姉代わりの存在の中村真美役で夏帆さん、神代が組んでいたバンドのメンバーで総合病院の耳鼻科で働く増村泰造役で田中哲司さん、ライブハウスを経営する笹裕司役で宇崎竜童さん、神代にひそかに思いを寄せる宍戸夏希役で水野美紀さんらが出演する。

 第1話は、神代(福山さん)とさくら(藤原さん)の出会いが描かれる。大型車販売店の整備工場で働いているさくらは、同僚とうまくコミュニケーションが取れず、上司の滝川文雄(木下ほうかさん)に、いつも注意されていた。ある日、さくらは職場でミスをしてしまい、この会社に企業カウンセラーとして週2日、勤務している神代に診てもらうことに。神代は人と話すのが苦手そうなさくらに優しく対応する……というストーリー。

 ドラマは11日から毎週月曜午後9時にフジテレビ系で放送。初回は30分拡大版。

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