沖縄国際映画祭：吉本芸人が熊本地震被災者へ「応援しています」　募金箱設置

　お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」、「NON　STYLE」の井上裕介さん、板尾創路さんら吉本興業に所属するお笑い芸人が23日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭　第8回沖縄国際映画祭」で行われたイベント後に会見し、このほど発生した熊本地震の被災者へ、メッセージを送った。オリエンタルラジオの中田敦彦さんは、「僕らができることは、なかなか多くはないけれど、心配しています。1日でも早くエンターテインメントを見て笑える日が戻って欲しいなと応援しています」と語った。同映画祭では各会場に被災地への募金箱を設置している。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　同コンビの藤森慎吾さんは「沖縄映画祭を通じて、会場で被災地への募金の呼びかけをさせていただいている。いろんな思いを持って届けたいなと思います」とコメント。板尾さんは「家族だと思っているので、遠慮せずに何でも言っていただけたら。できる限り協力したい。みんなで頑張っていけたらと思います」と話した。

　また熊本に知人がいるという井上さんは「（知人は）どうしてもニュースの映像ばかりだと気が滅入ると話していた。（エンタメは）自粛モードだけど、そういう方々には笑いで元気になっていただけたらと思います」といい、阪神淡路大震災と東日本大震災の経験から「こういうものがあったらなと思うものを提供していきたい」と話していた。

　沖縄国際映画祭は、映画、音楽、ファッション、お笑いなど各種エンターテインメントを融合させたイベントで2009年から開催され今回で8回目を迎えた。映画祭のイベントは那覇市、宜野湾市、沖縄市など県内各所で24日まで開催。各会場では、被災地のための募金箱が設置されている。